秘密基地の話

東日本大震災直後、僕は避難所となった宮城県石巻市立渡波小学校で数ヶ月間ボランティア活動をして子ども達と過ごしました。あの時、ほんとーにいろんな事を感じました。そして、これは一生忘れないなーと感じた事が何個もありました。その中の1つ、秘密基地の話です。

僕が初めて渡波小学校を訪れたのは震災からまだ1ヶ月も経っていない時でした。避難所は混乱状態。学校も機能していない状態でした。大人の方々には余裕はなく、言葉は悪いのですが、ほったらかし状態になってしまった子ども達が何人もいました。

そんな子ども達が何をしていたのか？そう！子ども達は自由に遊んでいたのです。校庭はガレキの山。そのガレキの中から遊び道具とかを引っ張り出して遊んでいたのです。なんてたくましいんだろう。僕は震災で深く落ち込んでいたのですが、そんな子ども達の姿に勇気をもらい救われました。

そして渡波小学校で過ごす日々が始まりました。そんなある日。僕は校庭のガレキの山の奥で秘密基地を作っている子ども達を発見しました。そして、その秘密基地が毎日パワーアップしているのを発見しました。だって、パワーアップできる素材はたくさんありますから。子どもってすごいなーって心の底から思いました。「遊ぶ」「作る」「生きる」その秘密基地には子ども達のたくましい力がギュッと詰まっていました。秘密基地って夢があるなーと思いました。

で！今！みんなで秘密基地を作ってみたいと思ったのです。海岸に落ちている物だけで秘密基地を作ってみたいと思ったのです。それが7月17日に開催するうみごみスマイルキャンプなのです。が！参加者が今のところ少ないで〜す。ありゃりゃ〜。どうしましょ〜。苦笑。日帰り参加も大歓迎！大人だけの参加ももちろん大歓迎！参加者大大大募集中でーす！

うみごみすまいるキャンプ
日程｜2016年7月17日～18日
場所｜石狩海岸
詳細｜http://inugaitomo.blogspot.jp/2016/06/blog-post_20.html